語学研修プログラム
実体験を通じて英会話力を試す18日間の短期留学
3年生~5年生の希望者を対象に、夏期休暇期間中にイギリスまたはアメリカの学校へ短期留学をする海外語学研修旅行を実施しています。
英語の授業に参加して語学力を向上させるとともに、自分が今まで学んできた英会話力が、どれだけ通用するかを試します。研修の18日間は現地の家庭にホームステイ。文化の違いやコミュニケーションの難しさ、そして楽しさを体験し、大きく成長するプログラムです。
※本校ではイギリス・プログラムとアメリカ・プログラムを隔年で交互に実施しています。
イギリス・プログラム
イングランド南部にある港町・ボーンマスで、語学学校「KING's School」に通います。ボーンマスは留学生が多い街で、立正生が参加する英語の授業にも多国籍の中高生が集まります。滞在中には、近郊の史跡を見学するエクスカーション(バス遠足)も実施。イギリスの歴史・風土を、胸いっぱいに吸い込めるプログラムとなっています。
アメリカ・プログラム
ロサンゼルスで、語学研修&ホームステイまたは寮滞在を体験します。温暖な気候で天候に恵まれた土地なだけにマリンスポーツも盛んです。英語の学習だけでなく、自然を満喫できるアクティビティや観光地の見学も多数用意されています。アメリカの文化・自然の雄大さを肌で感じるプログラムです。
語学研修プログラムに参加する意義は?
「英語を使う」ことは本当に難しいことです。でも、それを乗り越えた先に、コミュニケーションの喜びがあります。
普段からたくさん学んでいる英語。単語や文法、会話表現は、知っているのと実際に使うのとでは大きな違いがあります。この違いを体感し、コミュニケーションの難しさを乗り越えることが、語学研修プログラムの大きな狙いのひとつです。
成田空港を出発し、現地が近づくに連れて緊張が高まる生徒たち。ホストファミリーや他国の中高生との対面では、多くの生徒がうまく会話できずに挫折を味わいます。それでも英語を使わなければ生活が成り立ちません。温かく優しいサポートを受けながら、少しずつ現地の空気に慣れていき、帰国前には「帰りたくない」と言う生徒が毎年大勢います。
語学力が身につくだけではなく、精神面も成長します
異文化から受ける多くの刺激は、語学に対する意欲・将来への意識など、さまざまな形の積極性に表れます。
立正生が通う語学学校には、多国籍の同級生がいることもしばしば。普段は受け身の姿勢で授業に臨んでいる生徒は、同世代の積極性に驚きます。授業は大半がアクティブラーニング形式で進められるため、クラスメート同士で協力して取り組む課題が多く、先生からも次々に発言を求められます。はじめのうちはクラスの雰囲気に圧倒されてしまい、実力を発揮できない生徒もいますが、後半になると教室でもアクティビティでも積極的に話しかける生徒が見られるようになります。この積極性は「英語をもっと上達したい」という気持ちだけでなく、将来のことを考えたり、クラブや行事の先頭に立つようになったりと、さまざまな場面で発揮されます。
English Camp
1年生・4年生希望者対象
福島県のブリティッシュ・ヒルズで、3泊4日の英語研修を行います。ネイティブスピーカーのスタッフによる少人数の英会話レッスンに参加。スポーツなどのアクティビティもあります。普段は英会話に消極的でも、イングリッシュキャンプでは、その雰囲気もあるせいか、どの生徒も積極的に英語で話しかける様子が見られます。生徒参加型の授業や海外の文化に慣れることで、海外語学研修旅行の事前準備にもなります。