中学3年間の進学指導
焦らずにじっくりと学びの土台を固めていく。
「教わる授業」から「自ら学ぶ授業」へ。
中学3年間の前半では基礎学力の徹底養成に重点を置き、後半では、その充実と強化を図ります。一部の教科で先取り授業を取り入れていますが、決して先を急がず、基礎学力の確かな定着を基本とし、高校での学習に無理なく移行できるよう、成長段階に応じた指導を行っています。
- 指導方針 ❶
- 中学生としてふさわしい学習態度を身につけられるよう、きめ細かく手厚く、かつ厳しく指導します。
- 指導方針 ❷
- 学ぶ喜びや達成感を感じながら、「勉強の楽しさ」を見いだせる授業を展開します。
- 指導方針 ❸
- 授業に対する積極的な姿勢を育むことで、「教わる授業」から「自ら学ぶ授業」へと発展させます。
特別進学クラス(2年生以降)
入試に直結する実践力を養う
国公立・難関私立大学への進学を目標に、早期から大学受験を意識した学びに取り組むクラスです。授業時間数は進学クラスと変わらないものの、基礎固めの徹底とともに教科書の内容を発展的に扱い、学びのレベルアップにつなげます。放課後や長期休暇中の補習も多数設定されており、積極的に難問にチャレンジすることで学力を高めていきます。
■中学入学生のクラス編成イメージ
- 1年生
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進学クラス
- 2〜4年生
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特別進学クラス
進学クラス
- 5〜6年生
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特進文系/特進理系クラス
進学文系/進学理系クラス
運用能力を高める英語授業
英語への親近感を持たせ、“使える”語学力につなげる
中学3年間は、英会話の授業も含めて週7〜8時間の英語授業を設定。特に中1の初期段階でつまずくことがないよう、楽しみながら英語を学べる環境づくりを行っています。例えばネイティブ教員による英会話の授業では、1クラスを3つに分割した1グループ10人程度の少人数授業で発話の機会を増やし、「英語を使う」「英語で意見や意思を伝える」コミュニケーション能力を身につけます。
また、将来の夢や夏休みの思い出の英作文をつくり、クラスメートの前で発表するなど、「英語で考え、アウトプットする」取り組みにも力を入れています。
「話す」技能の向上にICTツールを活用しています
週末課題として、英語の授業で学習したセンテンスをiPadを使って音読練習を重ねた後、自分が朗読した英文を各自で録音します。毎回、教員のチェックが入り、さらに練習を重ねていきます。
充実した英語検定対策
「聞く・話す・読む・書く」の4技能の定着度を測るために英検の受験を奨励し、中学卒業までに3級(特進クラスは準2級)以上の取得を目指します。夏休みや年3回の受験前には「英検対策講座」を開講しており、多くの生徒が受講しています。
習熟度別授業(英語・数学)
学力に合わせた進度の授業で、苦手意識を早期解決
定期試験ごとの入れ替えが学習意欲につながります
英語・数学の2教科は1年生の第1回定期試験後から習熟度別のクラス編成で授業を行っています。同じレベルの学力集団を作ることにより、得意な生徒たちはお互いに切磋琢磨して自らの学力を伸ばし合い、苦手な生徒たちには適切な授業スピードでじっくりと基礎学力を固めることができます。
クラス編成は、個々の生徒の学習状況や到達度を見ながら行い、教科、学年によってクラス数は異なります。なお、所属する習熟度クラスは定期試験ごとに入れ替えます。
■習熟度別授業の編成例(令和5年度1年生 英語の場合)
- 1年A組
- 1年B組
- 1年C組
- 1年D組
- 1年E組
- 習熟度A
- 習熟度B
- 習熟度C
- 習熟度D
- 習熟度E
- 習熟度F
習熟度クラスは複数のホームルームを1つの集団として振り分けます